11月11日(木)に今年度3回目の小中合同授業研究会を行いました。今回は、6年生が道徳の時間にp4c「=philosophy for children(子どものための哲学)」という教育手法を取り入れた授業を提供しました。p4cは、子供たち自らが問いを立て、子供たち同士で対話しながら、考えを掘り下げ、学びを深めていく方法です。
6年生が本時で扱った教材は『ロレンゾの友達』。20年ぶりに帰郷する友達のロレンゾが罪を犯した噂があることを知り、3人の友人がどのように関わればよいか悩み、葛藤するという物語です。子供たちは「自分だったら友人としてどうするか」「本当の友だちとはどんなものか」という2つの問いを立て、自分の考えを伝えるとともに、友達の考えをじっくり聞きながら、対話を通して自分の考えを深めていました。
今後も新しいアプローチの仕方を活用しながら、主体的・対話的な学びができるように実践を積み重ねていきたいと思います。