紫波町の小中一貫教育


目的・目標

基本方針

「めざす子供像」の共有
各中学校区において、「めざす子供像」を共有し、子供たちの「生きる力」を育成
義務教育9年間の「学び」の充実
各中学校区おいて、9年間を見通した指導方針のもと、確かな学力 、 豊かな人間性 、 健康 ・体力 の向上を図るため、継続的な教育活動を展開
多様な他者との交流と協働
異学年交流や地域との関わり等の中で、豊かな人間関係づくりと教育活動の系統性・連続性を図る
地域に根ざした教育の推進
コミュニティ・スクールと連動し、「開かれた学校・ 地域とともにある学校づくり」を展開

形態等

小中連携教育と小中一貫教育について

小中連携教育

小・中学校段階の教員が情報交換や交流を行うことを通じて、小学校教 育から中学校教育への円滑な接続を目指す様々な教育。

【日詰小学校・赤石小学校・古館小学校・紫波第一中学校】

小中一貫教育

小中連携教育のうち、小・中学校段階の教員が目指す子供像を共有し、9年間を通じた教育課程を編成し、系統的な教育を目指す教育。

小中一貫校【紫波西学園】、小中一貫校【紫波東学園】

小中一貫教育の種類と形態

学校の種類

 学校の種類として、「義務教育学校」と「小中一貫型小学校・中学校」の2つがあります。本町の西部・東部地区(紫波西学園、紫波東学園)では、現行の小学校6年間、中学校3年間の枠組みを保持したままでの「小中一貫型小学校・中学校」を採用しています。

施設形態の分類

施設一体型

小学校と中学校の校舎の全部または一部が一体的に設置されている型。

小中一貫校【紫波東学園】
紫波東小学校・紫波第二中学校
施設隣接型

小学校と中学校の校舎が同一敷地または隣接する敷地に別々に設置されている型。

小中一貫校【紫波西学園】
西の杜小学校・紫波第三中学校

教育課程の編成・実施に関する方針

  1. 学習指導の一貫性の確保
    • 教科等の系統性・連続性を踏まえた学習指導
    • 教科等を横断した学習指導
    • 生徒指導・生活指導
    • 評価の改善
  2. 小中一貫教育の推進を図るための指導組織・指導方法
    • 教科担任制の導入
    • 小中学校乗り入れ指導・ティームティーチングの導入
    • 言語能力・対話力の育成
  3. 多様な異学年交流の設定
    • 総合的な学習の時間
    • 部活動
    • 委員会活動
  4. 特別支援教育の充実
    • 学習環境への継続的な配慮
    • 個別の教育支援計画・指導計画
    • 通級による指導・交流学習
  5. 就学前教育と接続、スタートカリキュラム
    • 幼児期の終わりまでに育ってほしい姿の共有
    • 生活科をベースとし横断的指導を加えたスタートカリキュラムの編成
  6. 小中一貫教育の実施・改善のための体制整備等
    • 小中一貫教育検証委員会の設置
    • 学校運営協議会との連動
    • 小中連携PTA活動の支援